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令和 4年第410回定例会(第3号 6月23日)

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  1. 猪名川町議会 2022-06-23
    令和 4年第410回定例会(第3号 6月23日)


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    最終取得日: 2023-03-28
    令和 4年第410回定例会(第3号 6月23日)           第410回猪名川町議会定例会会議録(第3号) 令和4年6月23日(木曜日)午前10時 開 議              ───────────────―   1 出席議員(15人)    2番  末 松 早 苗        3番  山 下   修    4番  井 戸 真 樹        5番  古 東 明 子    6番  上 林 辰 巳        7番  福 井 和 夫    8番  阪 本 ひろ子        9番  山 田 京 子   10番  加 藤 郁 子       11番  丸 山   純   12番  中 島 孝 雄       13番  池 上 哲 男   14番  福 井 澄 榮       15番  下 坊 辰 雄   16番  南   初 男 2 欠席議員(な し) 3 説明のため議場に出席した者  町     長  岡 本 信 司     副  町  長  奥 田   貢  教  育  長  中 西 正 治     企画総務部長   森   昌 弘
     地域振興部長   大 嶋   武     生 活 部 長  和 泉 輝 夫  まちづくり部長  真 田 保 典     教 育 部 長  曽 野 光 司  消  防  長  向 井 文 雄     企画政策課長   平 井 秀 明  総 務 課 長  小 山 泰 司 4 職務のため議場に出席した事務局職員  事 務 局 長  住 野 智 章     副  主  幹  池 田 知 史  主     査  中津留   宏                  議事日程(第3号) 日程第1  議案第26号 令和4年度猪名川一般会計補正予算(第2号) 日程第2  議案第27号 一般職任期付職員採用等に関する条例の制定について       議案第28号 猪名川企業立地支援条例の一部改正について 日程第3  請願第 3号 (有)石原重機銀山地内で新たに計画している産業廃棄物中間              処理事業中止を求める請願書 日程第4  請願第 4号 『小・中学校におけるさらなる少人数学級推進義務教育費国庫              負担制度の堅持』を求める請願書 日程第5  常任委員会の閉会中の継続調査について 日程第6  議会運営委員会の閉会中の継続調査について              ────────────────               会 議 に 付 し た 事 件 日程第1〜日程第3 (日程追加) 意見書案第2号 (有)石原重機銀山地内で新たに計画している産業廃棄物                中間処理事業中止を求める意見書(案)について 日程第4 (日程追加) 意見書案第3号 『小・中学校におけるさらなる少人数学級推進義務教育費                国庫負担制度の堅持』を求める意見書(案)について 日程第5〜日程第6              ────────────────                 午前10時00分 開議 ○議長中島孝雄君) これより第410回猪名川町議会定例会第3日の会議を開きます。  会議に入るに先立ち、お願いを申し上げます。  このたびの新型コロナウイルス感染症感染予防拡大防止のため、説明、質疑及び答弁は簡潔、明瞭、的確に行い、時間短縮に取り組みたいと考えておりますので、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。  また、飛沫等を可能な限り抑えるためにも、マスクの着用の取り組みを徹底し、大きな声での発言をお願いいたします。  なお、傍聴の皆様にあらかじめ申し上げます。傍聴人につきましては、猪名川町議会傍聴規則の規定により、傍聴人傍聴席において写真等を撮影し、または録音をしてはならない。また、傍聴席において発言すること、拍手、その他の方法により公然と可否を表明すること、また、携帯電話の使用は禁止されておりますので、ご留意ください。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元へ配付しているとおりでございますので、ご了承願います。  これより日程に入ります。              ──────────────── ◎日程第1 議案第26号 ○議長中島孝雄君) 日程第1 議案第26号 令和4年度猪名川一般会計補正予算(第2号)を議題とします。  本案は、去る9日の会議において、それぞれの所管の常任委員会に付託しましたが、その審査が終わり、委員会審査報告書が提出されましたので、お手元へ配付しております。  初めに、総務建設常任委員長報告を求めます。  総務建設常任委員長。 ○総務建設常任委員長福井澄榮君) おはようございます。  それでは、総務建設常任委員会委員長報告をいたします。  総務建設常任委員会は、去る6月13日に委員会を開き、本委員会に付託されました議案第26号 令和4年度猪名川一般会計補正予算(第2号)のうち、関係部分審査しました。その審査の概要について、各委員からの質疑執行者答弁を中心に報告いたします。  まず、新型コロナワクチンが県内で15万回分廃棄されたとのことだが、本町の状況はとの質疑に対して、本町で現在保管しているワクチンは廃棄せずに運用できるとの答弁がありました。  次に、新型コロナ在宅医療者への食料品支援について、当初スムーズにいかなかったケースも聞いているが、現状は。また、物価高による食料品などの値上がりが顕著だが、当初と比べ配送する食料品に差異はないのかとの質疑に対して、現在、県の物資と併せて発送しているが、県としっかり連携しており、また、コールセンターの受付もうまくいっておりスムーズにできている。また、配送する食料品は全く変わらず3日分で、同内容、同価格であるとの答弁がありました。  次に、新型コロナワクチンの会場借上料はどこの接種会場かとの質疑に対して、日生中央サピエの2階であるとの答弁がありました。  次に、本町に割り当てられた新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は残っているのか。また、残った交付金の今後の活用はとの質疑に対して、本町に割り当てられた交付限度額から当初予算や今回の6月補正予算までに充当した金額を差し引いて、通常分は約3,000万円、物価高騰対応分は約1,500万円が未充当となっている。未充当分は、現在も各課で充当できる事業洗い出し等を行っており、基本的には使い切る予定であるとの答弁がありました。  次に、新型コロナ関係交付金で不適切な活用が問題になっているが、本町は問題ないのかとの質疑に対して、本町充当事業については全て適正な事業に執行されていると考えている。今後もニュース等で報じられる他市町の事例を参考に、適正に充当していくとの答弁がありました。  その後、採決を行い、本議案については全会一致別紙委員会審査報告書のとおり可決すべきものと決しました。  以上で総務建設常任委員会委員長報告といたします。 ○議長中島孝雄君) 次に、生活文教常任委員長報告を求めます。  生活文教常任委員長。 ○生活文教常任委員長阪本ひろ子君) それでは、生活文教常任委員会委員長報告をいたします。  生活文教常任委員会は、去る6月14日に委員会を開き、本委員会に付託されました議案第26号 令和4年度猪名川一般会計補正予算(第2号)のうち、関係部分審査しました。その審査の概要について、各委員会からの質疑執行者答弁を中心に報告します。  まず、ふるさとゆかり偉人マンガ製作活用事業での漫画のページ数発行部数、完成のめどと活用配付対象はとの質疑に対して、令和4年度中の完成を予定しており、小学4年生の「地域の発展に尽くした先人」の授業での活用は決まっているが、ページ数発行部数などは検討委員会で今後考えていくとの答弁がありました。  次に、偉人漫画で広根の加茂守氏を選定した理由は、また、他の候補はいたのかとの質疑に対して、加茂氏から卵パックが加茂氏の発明商品であると聞き、その功績を今年度の社会科の副読本で紹介している。しかし、まとまった話として活字にしたものがないため、発明に至るまでの試行錯誤や、環境に配慮した物づくりの工夫を学ぶ機会として教育現場活用したいと考え、選定した。そのため、他の候補者があったものではないとの答弁がありました。  次に、学校施設整備費における修繕内容はとの質疑に対して、清陵中学校敷地内の電柱への落雷により、学校敷地内の高圧受変電設備の内部や各電気設備に影響が出ており、学校での電気の安定供給のため応急的に修繕を実施するとの答弁がありました。  次に、スクールサポートスタッフ業務内容や従事による教員免許は。また、交付金などの財源がなくなった場合、全校1名のスタッフ配置を今後はどのようにするのかとの質疑に対して、業務として児童生徒への配付物の印刷や仕分、会議資料の印刷や準備、校内の消毒作業、電話の取次ぎなどがあるが、授業を行うわけではないため教員免許は不要である。また、教職員の超過勤務解消に向けまだまだ課題があるため、スタッフは来年度以降も各校に配置したいと考えているとの答弁がありました。  次に、スクールサポートスタッフ配置事業が委託から補助に変わった経緯は。また、町負担はあるのかとの質疑に対して、当初、国の補助率3分の1、町負担3分の2の県委託事業で予定していたが、その後、県から委託事業補助事業に変更する旨の通知があり、県費10分の10の補助事業に変わったことで町負担はなくなったとの答弁がありました。  次に、敬老会新型コロナの関係で中止となったが、アフターコロナを考え、何か在り方が変わるのかとの質疑に対して、今年度は予防接種会場文化体育館を使用するため、敬老会中止せざるを得なくなった。しかし、高齢者外出機会を確保するため、今回試行的に文化体育館自主事業トークショーやコンサート4事業を、70歳以上の人に交付しているすこやかカードの利用で半額助成とし取り組む。コロナ禍に1か所に人を集めてのイベント実施は困難と判断し、次年度以降どのように実施するか、老人クラブへの説明で意見をもらいながら検討したいとの答弁がありました。  その後、採決を行い、全会一致別紙委員会審査報告書のとおり可決すべきものと決しました。  以上で生活文教常任委員会委員長報告といたします。 ○議長中島孝雄君) 委員長報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中島孝雄君) それでは質疑は終結します。  次に、議案第26号 令和4年度猪名川一般会計補正予算(第2号)の討論に入ります。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中島孝雄君) それでは討論は終結します。  これより議案第26号を採決します。  本案についての委員会審査報告は、原案のとおり可決すべきものと決したということでございます。  お諮りします。  本案は、委員会審査報告のとおり決することにご異議はありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中島孝雄君) 異議なしと認めます。  よって、議案第26号 令和4年度猪名川一般会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決されました。              ──────────────── ◎日程第2 議案第27号、議案第28号 ○議長中島孝雄君) 日程第2 議案第27号 一般職任期付職員採用等に関する条例の制定について、議案第28号 猪名川企業立地支援条例の一部改正について、以上2議案を一括して議題とします。  これら2議案は、去る9日の会議において、総務建設常任委員会審査を付託しましたが、その審査が終わり、委員会報告書が提出されましたので、お手元へ配付しています。  総務建設常任委員長報告を求めます。  総務建設常任委員長。 ○総務建設常任委員長福井澄榮君) それでは、総務建設常任委員会委員長報告をいたします。  総務建設常任委員会は、去る6月13日に委員会を開催し、本委員会に付託されました議案第27号 一般職任期付職員採用等に関する条例の制定について、議案第28号 猪名川企業立地支援条例の一部改正について、以上2議案について審査しました。その審査の概要について、各委員からの質疑執行者答弁を中心に報告いたします。  初めに、議案第27号 一般職任期付職員採用等に関する条例の制定についてであります。まず、任期付職員任期終了後も業務の増加等が見込まれる場合は、再度、試験等により採用する予定はあるのかとの質疑に対して、会計年度任用職員の再度の任用と同様に、成績主義、また、平等主義の原則にのっとり、競争試験や選考による能力の実証を経た上で、結果的に再度同一の職に任用されることはあり得るとの答弁がありました。  次に、任期付職員の継続的な雇用が続いた場合、正規職員としての採用は想定しているのかとの質疑に対して、任期付職員制度導入の趣旨は、高度な専門知識等活用による住民サービスの向上を目的とし、基本的には3年ないし5年の任期内でその目的を果たすという考えで任用するもので、定年までの長い期間で人材育成を図っていく正規職員とは考え方が違うため、分けて考えていく。また、任期付職員の導入によって正規職員を減らす考えもないとの答弁がありました。  次に、どういう職種で何人ぐらい採用する予定かとの質疑に対して、現時点で具体的な採用予定はないが、現状、ICTや法律などの関係で専門性が求められてきている状況もあることから、今後、高度な専門知識が必要となれば、各課のヒアリングを実施し、早ければ7月1日の施行日以降、次年度の採用も視野に考えていくとの答弁がありました。  次に、弁護士も含まれるのかとの質疑に対して、今は顧問弁護士がいるが、本制度で弁護士を任用すると常勤職員となり、それに見合った給与を支払う必要がある。また、他市では弁護士を任用している事例もあるが、多くの訴訟案件を抱えている自治体であることから、今のところ本町では弁護士を任用する考えはないとの答弁がありました。  次に、阪神間で本町のみが本条例を制定してなかったとのことだが、なぜ今の時期に制定するのかとの質疑に対して、国からも、各地方公共団体行政運営について最適と考える任用、勤務形態人員構成を実現するための手段の1つとして積極的に活用するよう通知されてきたが、複雑高度化する住民サービスに適応するだけの能力を職員がすぐに発揮することが難しい時代になってきている。本町では、こうした状況の変化に対応するため、現在の定員適正化計画の中で任期付職員制度の導入の検討を進めるとしていたことから、今回新たに制度を取り入れようとするものである。こうした制度を活用しながら、様々な住民サービスや要望に応えられる組織づくりをしていくとの答弁がありました。  なお、議案第28号 猪名川企業立地支援条例の一部改正についての質疑はありませんでした。
     その後、採決を行い、議案第27号、議案第28号の2議案については、いずれも全会一致別紙委員会審査報告書のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、総務建設常任委員会委員長報告といたします。 ○議長中島孝雄君) 委員長報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中島孝雄君) それでは質疑は終結します。  次に、議案第27号 一般職任期付職員採用等に関する条例の制定について、議案第28号 猪名川企業立地支援条例の一部改正についての討論に入ります。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中島孝雄君) それでは討論は終結します。  これより、議案第27号、議案第28号、以上2議案を一括して採決します。  本案についての委員会審査報告は、いずれも原案のとおり可決すべきものと決したということでございます。  お諮りします。  本案は、委員会審査報告のとおり決することにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中島孝雄君) 異議なしと認めます。  よって、議案第27号 一般職任期付職員採用等に関する条例の制定について、議案第28号 猪名川企業立地支援条例の一部改正について、以上2議案は、原案のとおり可決されました。              ──────────────── ◎日程第3 請願第3号 ○議長中島孝雄君) 日程第3 請願第3号 (有)石原重機銀山地内で新たに計画している産業廃棄物中間処理事業中止を求める請願書を議題とします。  本請願は、去る9日の会議において、総務建設常任委員会審査を付託しましたが、その審査が終わり、委員会審査報告書が提出されましたので、お手元へ配付しています。  総務建設常任委員長報告を求めます。  総務建設常任委員長。 ○総務建設常任委員長福井澄榮君) それでは、総務建設常任委員会委員長報告をいたします。  総務建設常任委員会は、去る6月13日に委員会を開催し、本委員会に付託されました請願第3号 (有)石原重機銀山地内で新たに計画している産業廃棄物中間処理事業中止を求める請願書について審査いたしました。その審査の概要について報告いたします。  執行者に対する主な質疑といたしまして、まず、事業者からの事前協議に対して町はおおむね満足できると回答しているにもかかわらず、本町橋重量制限8トンの問題が出てきた経緯経過はとの質疑に対して、本町橋の8トンの荷重制限については、町の回答時点では認識できておらず、地域住民の指摘を受けて初めて認識したもの。事業者に対しては、行政が承知していなかったことをおわびするとともに、調査により8トンの荷重制限が明らかになったことを説明し、規制を遵守してもらうようお願いした。道路管理者として管理に不備があったこと、また、事業者に十分な指導、誘導ができなかったことは深く反省しているとの答弁がありました。  次に、多田銀銅山観光地として町も力を入れているが、この地域産業廃棄物中間処理施設を建設することが困難な区域ではないのかとの質疑に対して、多田銀銅山地区国史跡指定を受けているが、全体ではなく、史跡を中心とした一部であり、今回それ以外の部分で計画されていることから、現状、都市計画や文化財の法令で規制されず、設置できないことではないため、事前協議に対する町長の意見としてはおおむね満足できると回答したもの。また、今後も規制する予定はないとの答弁がありました。  その後、本委員会から執行者に対し、本町橋の8トンの荷重制限の問題については十分反省し、今後このようなことがないよう、また、事業者に対して法令遵守してもらうよう対応することを要請した。  その後、採決を行い、賛成多数で別紙委員会審査報告のとおり採択すべきものと決しました。  以上、委員長報告といたします。 ○議長中島孝雄君) 委員長報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中島孝雄君) それでは質疑は終結します。  これより請願第3号 (有)石原重機銀山地内で新たに計画している産業廃棄物中間処理事業中止を求める請願書の討論に入ります。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中島孝雄君) それでは討論は終結します。  これより請願第3号 (有)石原重機銀山地内で新たに計画している産業廃棄物中間処理事業中止を求める請願書を採決します。  本請願についての委員会審査報告は、採択すべきものと決したということでございます。  お諮りします。  本案は委員会審査報告のとおり決することにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中島孝雄君) 異議なしと認めます。  よって、請願第3号 (有)石原重機銀山地内で新たに計画している産業廃棄物中間処理事業中止を求める請願書は、採択することに決しました。              ──────────────── ◎日程追加 意見書案第2号 ○議長中島孝雄君) ただいま、福井澄榮君外6名から、意見書案第2号 (有)石原重機銀山地内で新たに計画している産業廃棄物中間処理事業中止を求める意見書についてが提出されました。  お諮りします。  この際、これを日程に追加し、追加日程第1として日程の順序を変更し、直ちに議題としたいと思います。  これにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中島孝雄君) 異議なしと認めます。  よって、この際、意見書案第2号 (有)石原重機銀山地内で新たに計画している産業廃棄物中間処理事業中止を求める意見書についてを日程に追加し、追加日程第1として日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに決しました。  追加日程第1 意見書案第2号 (有)石原重機銀山地内で新たに計画している産業廃棄物中間処理事業中止を求める意見書についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  福井澄榮君。 ○14番(福井澄榮君) それでは、ただいま議題となりました意見書案第2号 (有)石原重機銀山地内で新たに計画している産業廃棄物中間処理事業中止を求める意見書について、提案者を代表して説明をいたします。  本町銀山地区多田銀銅山遺跡(平成27年10月に国史跡に指定)を有し、地域内道路近畿自然歩道に一部指定され、町立「悠久の館」周辺を中心に、町内外から多くの観光客ハイカーが訪れる静かで自然豊かな地域である。  また、当該地域子どもたちの学習の場や教育実習の場としても活用され、地域内の道は日常的に散策やウォーキング等健康増進の場としても多くの住民活用されている。  このような唯一無二の貴重な場所に、新たに産業廃棄物中間処理事業が実施されると事業に伴う大型車両の通行が大幅に増加することは必至で、事業所までの道路は非常に狭く、離合が困難な箇所が何か所も見受けられ、歩行者等が危険にさらされることになる。  特に銀山橋から事業所までは極めて狭い箇所であり、軽自動車でも離合できない箇所もある。このような道路を大型トラック等が一日に何十台も通過することは住民にとっては恐怖であり、生活環境が大きく変化してしまう。いくら対策を講じても振動や騒音についての不快感や不安は払拭することはできない。  さらに、本地区でも人口が減少し、高齢者が増加する中、今以上に、騒音、振動に加え、下流域への水質汚濁等も考えられ、環境の悪化が懸念される中、この地で生まれ育った若い人たちが、戻ってくることをますます躊躇してしまうことになりかねない。  したがって、新たな産業廃棄物中間処理事業の実施は、安全に史跡を楽しみたい人々やハイカー等を危険にさらすとともに、次代を担う子ども教育環境及び住民健康増進保持並びに地元や周辺住民の生命と財産を守る観点から、到底認めることはできない。  よって、本町議会は、関係機関に対し、下記の事項の実現について要望する。                      記 有限会社 石原重機に対して  1 新たな産業廃棄物中間処理事業中止すること。  2 銀山地区内で新たな産業廃棄物処理事業を行わないこと。  3 地区内の交通量を増加させないこと。  4 本町橋重量制限(8t)を守る対策を講じること。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。  令和4年6月23日  兵庫県知事 様                          兵庫県川辺郡猪名川町議会                           議 長  中 島 孝 雄  提案者は、山田京子、井戸真樹、加藤郁子、下坊辰雄、南初男、山下修の各議員及び私であります。  各議員にはご賛同いただきますようお願いをいたしまして、提案説明といたします。 ○議長中島孝雄君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中島孝雄君) それでは質疑は終結します。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中島孝雄君) それでは討論は終結します。  これより意見書案第2号を採決します。  お諮りします。  本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中島孝雄君) 異議なしと認めます。
     よって、意見書案第2号 (有)石原重機銀山地内で新たに計画している産業廃棄物中間処理事業中止を求める意見書については、原案のとおり可決されました。              ──────────────── ◎日程第4 請願第4号 ○議長中島孝雄君) 日程第4 請願第4号 『小・中学校におけるさらなる少人数学級推進義務教育費国庫負担制度の堅持』を求める請願書を議題とします。  請願第4号について、猪名川町議会会議規則第92条第2項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。  これにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中島孝雄君) 異議なしと認めます。  よって、請願第4号については、委員会への付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中島孝雄君) それでは質疑は終結します。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中島孝雄君) それでは討論は終結します。  これより、請願第4号 『小・中学校におけるさらなる少人数学級推進義務教育費国庫負担制度の堅持』を求める請願書を採決します。  お諮りします。  請願第4号を採択することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中島孝雄君) 異議なしと認めます。  よって、請願第4号 『小・中学校におけるさらなる少人数学級推進義務教育費国庫負担制度の堅持』を求める請願書は採択すべきものと決しました。              ──────────────── ◎日程追加 意見書案第3号 ○議長中島孝雄君) ただいま、下坊辰雄君外4名から、意見書案第3号 『小・中学校におけるさらなる少人数学級推進義務教育費国庫負担制度の堅持』を求める意見書についてが提出されました。  お諮りします。  この際、これを日程に追加し、追加日程第2として日程の順序を変更し、直ちに議題としたいと思います。  これにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中島孝雄君) 異議なしと認めます。  よって、この際、意見書案第3号 『小・中学校におけるさらなる少人数学級推進義務教育費国庫負担制度の堅持』を求める意見書についてを日程に追加し、追加日程第2として日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに決しました。  追加日程第2 意見書案第3号 『小・中学校におけるさらなる少人数学級推進義務教育費国庫負担制度の堅持』を求める意見書についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  下坊辰雄君。 ○15番(下坊辰雄君) それでは、ただいま議題となりました意見書案第3号 『小・中学校におけるさらなる少人数学級推進義務教育費国庫負担制度の堅持』を求める意見書についてを提案者を代表して説明をいたします。  21年の法改正により、小学校の学級編制標準は段階的に35人に引き下げられるものの、今後は、小学校に留まることなく、中学校・高等学校での早期実現も必要です。加えて、きめ細かい教育活動を進めるためには、さらなる学級編制標準の引き下げ、少人数学級の実現が必要となります。  萩生田前文部科学大臣も、改正義務標準法にかかわる国会答弁の中で、30人学級や中・高における少人数学級の必要性についても言及しています。  学校現場では、貧困・いじめ・不登校など解決すべき課題が山積しています。他にも道徳の教科化、外国語の教科化、プログラミング教育の導入等、指導内容や指導時数は年々膨大になっています。また、新型コロナウイルス感染症の影響により、学校現場では様々な混乱が生じ、業務量は大幅に増えました。こういったことにより、日々、教材研究や授業準備の時間を十分に確保することが困難な状況となっています。そういった時間を確保していくためには、教職員一人ひとりの持ち時間数の削減が必要であり、そのためには加配教員の増員や少数職種の配置増など教職員定数の改善が必要不可欠となります。教職員が時間的にも精神的にもゆとりをもって働けることが、子どもたちとのよりよい関係を築き、子どもたちの豊かな学びの保障へとつながっていきます。  一方、厳しい財政状況の中、独自財源により人的措置等を行っている自治体もありますが、自治体間の教育格差が生じることは大きな問題です。義務教育費国庫負担制度については、小泉政権下の「三位一体改革」の中で国庫負担率が2分の1から3分の1に引き下げられました。国の施策として定数改善に向けた財源保障をし、子どもたちが全国のどこに住んでいても、一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請です。豊かな子どもの学びを保障するための条件整備は不可欠です。  よって、国会及び政府におかれては、地方教育行政の実情を十分に認識され、地方自治体が計画的に教育行政を進めることができるように、下記の措置を講じられるよう強く要請します。                      記 1.中学校・高等学校での35人学級を早急に実現すること。また、さらなる少人数学級について検討すること。 2.学校の働き方改革・長時間労働是正を実現するため、加配教員の増員や少数職種の配置増など教職員定数改善を推進すること。 3.自治体で、国の学級編制標準より引き下げた「学級編制基準の弾力的運用」の実施ができるよう、加配の削減は行わないこと。 4.教育の機会均等と水準の維持向上をはかるため、地方財政を確保した上で義務教育費国庫負担制度を堅持すること。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。  令和4年6月23日  衆議院議長 様  参議院議長 様  内閣総理大臣 様  財務大臣 様  文部科学大臣 様                          兵庫県川辺郡猪名川町議会                           議 長  中 島 孝 雄  提案者は、南初男、加藤郁子、福井澄榮及び丸山純の各議員と私であります。  各議員にはご賛同いただきますようお願いをいたしまして、提案説明といたします。 ○議長中島孝雄君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中島孝雄君) それでは質疑は終結します。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中島孝雄君) それでは討論は終結します。  これより意見書案第3号を採決します。  お諮りします。  本案は、原案のとおり決することにご異議はありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中島孝雄君) 異議なしと認めます。  よって、意見書案第3号 『小・中学校におけるさらなる少人数学級推進義務教育費国庫負担制度の堅持』を求める意見書については、原案のとおり可決されました。              ──────────────── ◎日程第5 常任委員会の閉会中の継続調査について ○議長中島孝雄君) 日程第5 常任委員会の閉会中の継続調査についてを議題とします。  各常任委員会の所管事務について、それぞれの委員長より猪名川町議会会議規則第75条の規定により、お手元に配付しております継続調査申出書のとおり、閉会中の継続調査をしたい旨の申出があります。  お諮りします。  各委員長より申出のとおり、それぞれ閉会中の継続調査に付すことにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中島孝雄君) 異議なしと認めます。  よって、各委員長より申出のとおり、それぞれ閉会中の継続調査に付することに決しました。              ──────────────── ◎日程第6 議会運営委員会の閉会中の継続調査について ○議長中島孝雄君) 日程第6 議会運営委員会の閉会中の継続調査についてを議題とします。  議会運営委員長より、猪名川町議会会議規則第75条の規定により、お手元に配付しております継続調査申出書のとおり、閉会中の継続調査をしたい旨の申出があります。  お諮りします。  委員長の申出により、閉会中の継続調査に付することにご異議はございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中島孝雄君) 異議なしと認めます。
     よって、委員長より申出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。              ──────────────── ○議長中島孝雄君) 以上で本日の日程は全て終了しました。  会議を閉じます。  第410回猪名川町議会定例会を閉会いたします。                 午前10時48分 閉会 ◎町長あいさつ ○町長(岡本信司君) 本日、第410回議会定例会の閉会にあたり、一言お礼を申し上げます。  今期定例会におきまして諸議案を提案いたしましたところ、慎重なご審議をいただき、いずれの議案におきましても原案どおり可決、承認を賜りましたこと、厚く御礼申し上げます。  議案審査の過程及び一般質問におきまして賜りましたご意見やご要望等につきましては、その意を真摯に受け止め、今後十分に検討の上、町政運営の中で反映すべく努力をしてまいる所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。  今朝、キルギス共和国のビシュケクで開催されておりました、レスリングのU−17アジア選手権に出場しておりました県立猪名川高校1年生、猪名川町在住の赤木烈王選手が銀メダルを獲得したとのうれしいニュースが飛び込んでまいりましたので、皆さんと共有しておきたいと思います。  さて、新型コロナウイルス感染症の影響により中止されてきました、町内各幼稚園、小・中学校の運動会、体育会が、保護者等を入れて実施されています。早いところでは既に実施されましたが、多くは10月に開催予定となっております。新型コロナウイルス感染症の終息はいまだに見えませんが、イベントの開催状況などから、新型コロナウイルス感染症の発生する前の日常へと少しずつ戻りつつあることがうかがえます。町内でも感染状況が落ち着いているわけではありませんが、イベントなどが開催され、一日も早くまちににぎわいが戻るよう、今後も職員が一丸となり感染対策に取り組んでまいります。  これから気温も高くなってまいります。既に各地では熱中症の報道が流れておりますが、熱中症対策、また、新型コロナウイルス感染症対策にと、議員各位におかれましては健康にご留意の上、本町発展のためにご活躍いただき、今後ともご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げまして、閉会にあたりましてのお礼のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。 ◎議長あいさつ ○議長中島孝雄君) 第410回猪名川町議会定例会の閉会にあたりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  今期定例会は、6月9日の開会以来、本日まで15日間にわたり、町政当面の諸案件を審議してまいりました。その間、議員各位には、提案されました諸議案に対してそれぞれ慎重な審議を賜り、議員各位のご精励に対し深く感謝を申し上げる次第です。また、理事者各位には、本定例会の開会中に議員各位からございました各般の意見、要望などについて十分尊重され、今後の町政の運営によりよい形で反映されますよう期待するところでございます。町議会としましても、住民の皆様の厳正なる付託に対し、引き続き応えていかなくてはなりません。そういった責務を常に認識し、今後も議会活動に取り組んでまいる所存でございます。  さて、今月3日で阪神・淡路大震災から1万日が経過したと、新聞などで報道がありました。改めて、昨今の予測困難な自然災害への備えが重要であると再認識するところでございます。また、長引く新型コロナウイルス感染症に対しましては、少しずつ緩和の方向へ進んでおりますが、油断することなく引き続き理事者各位と連携、協力し、住民の命と健康並びに生活を守るために全力で取り組んでまいります。  結びに、新型コロナウイルス感染症が一刻も早く終結し、平穏が訪れることを念願するとともに、梅雨時期から夏本番を迎える時期となりますが、議員各位、理事者各位におかれましてはご自愛の上、ご健勝であられますよう祈念いたしまして、私の閉会のごあいさつといたします。ありがとうございました。                   署     名  この会議録の正当なることを認め署名する。     猪名川町議会議長   中 島 孝 雄     猪名川町議会議員   末 松 早 苗     猪名川町議会議員   山 下   修     猪名川町議会議員   井 戸 真 樹...